素朴なフォルムの素朴なマフィン

2024/01/25 15:20

当店のマフィンについてちょこっとご紹介。


当店のマフィンは、はっきり言って「映えません！！」

どの種類もわりとみんな地味～な見た目のものが多くて、
味は違うけれど見た目がなんだか似ている？　ということがしょっちゅうです😓

今の流行りなどから　断然映えない見た目よりは映えるほうが良いよね、と
それなりに悩んで飾りを考えてはいるのですが、
どうしても譲りたくないポイントがありまして……。
結局、いつも似たような見た目の地味っこ揃いなマフィンにしあがっているわけです。

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あまり飾りっ気のない理由、
それは、「お子さまでも安心して食べられ、なおかつ食べやすいこと。」

いろいろなトッピングが乗っているものはカラフルで綺麗ですが、
食品において　素材とは違う色を鮮やかに出す、ということはそれだけ合成のものを使う機会が増えるわけで……。

別に、完全無添加を目指しているとか、アイシングカラーなどきちんと認証されているものまで否定する、とか
そういう事は全く無いのですが……。
一応、小さなお子さんでも皆で一緒におやつを楽しんでもらえるように、との想いで
原材料にはなるべく添加物の少ないものを選んで使っているので、
トッピングでそれを台無しにしてしまわないように、
トッピングに使う具材にもかなり気を使って選ぶようにしています。
そうすると、なんだか見た目地味揃いなマフィンが出来上がってしまうわけです。

当店ではアイシングに色を付けるときも、食紅などではなく
さくらやいちご等の野菜パウダーだったり、食品素材のものからの色を付けています。

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あと、添加物などの理由のほかに、重要に考えている点があります。
それは「食べやすさ」。

大人には平気な材料でも、なかなかお子さまには食べにくい、というものもあるからです。
お客様よりお話を伺うと、「ナッツは苦手」というお子さまは意外と多くて、
うちの子はひとつひとつ全部はがしてから食べてます、というお声も。
また、ぽろぽろこぼれるから食べた後の掃除が大変！と言われる方も多いです。

けれど、風味にアクセントがあった方が美味しいな、という点や
あまりにも見た目がさみしすぎるな、という事もあり、ナッツ類を全く使わない！
という事は難しいので、
脇役として使うなら、はがしても食べられるように、(笑)
例えばアーモンドなら細かいダイスではなくスライスにしたり、
くるみよりも食べやすい味のピーカンナッツにしたり、と少し工夫して使っています。

『コーヒーくるみ』や『キャラメルナッツ』のように、
ナッツ類が主役・準主役になるマフィンについては、
マフィンの名称ですぐにナッツ類入りだ、とわかるようにして、
「食べるの平気！」「ナッツも好きです！」という方向けの商品にしています。



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……とまぁ　店主の自己満足なのかもしれませんが、
見えないところで結構気を使っているのです……😅というお話でした。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました！